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逓増定期保険と資金計画
逓増定期保険は年々補償金額を増やしていく保険で、個人ではほとんど使うことはありませんが、会社の役員の退職金や弔慰金などを年々保障額を増やしながら積み立てていくという保険です。
この逓増定期保険は今まで税務上の取り扱いとして保険料が全額損金算入できたため、逓増定期保険をかけることで、節税対策ができていました。
しかし、2008年2月28日に国税庁により逓増定期保険の税務上の取り扱いが改正になるという通達が出ました。この改正により従来全額損金損金に算入できていた保険料は、年齢や保険期間などの契約内容より、保険料の損金算入割合が保険料の2分の1、3分の1、4分の1に減ってしまいました。しかし残りの2保険料の分の1、3分の2、4分の3は長期平準定期保険と同様資産計上でき、保険期間の6割を超えてから順に損金算入できるようになっています。
この改正では2008年2月27日までに加入していた逓増定期保険は今までどおりの全額損金算入できるので、今後逓増定期保険の見直しする場合には、節税対策として2008年2月28日より前に加入したかどうかを加味しながら、保険の見直しをしなければいけません。
もちろん、節税効果が少なくなっても保険としての機能がなくなったわけではないので、逓増定期保険のメリットを十分生かすことも可能です。逓増定期保険保険は解約返戻金が高いというメリットもありますが、保険期間が短かいと解約返戻金がなかったり、逆に解約返戻金のピークを過ぎると解約返戻金が少なくなってくる現象が起こりますので、逓増定期保険に加入する時は十分な資金計画が必要になってきます。
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